大志学童クラブ様 業務用エアコン更新工事
2021年11月
桜木町 大志学童クラブ様 業務用エアコン(2台)の更新工事を施工させていただきました。
更新工事とは、古くなった設備を交換し、新しいものに入れ替える工事のことを言います。
建物の竣工と一緒に設置された空調設備は、利用時問や経年変化による老朽化が避けられません。
これらの設備は保守管理・メンテナンスの徹底が大事ではありますが、物理的な劣化・老朽は避けられず、次第に能カが低下していきます。
こうした場合に機器を新しく取り換えるのが更新工事です。更新は単に新しいものに取り替えるだけでなく、将来を見据え、省エネタイプなど先進の性能を採り入れ、電気代などのランニングコストを見直しまで可能になる、絶好の機会でもあります。
学童クラブがお休みの日に、教室内の業務用エアコン2台の更新工事を施工させていただきました。
まずは壁や床にキズや汚れが付かないように、設置個所周辺を手厚く養生し、スムーズな作業区域を確保し工事に取り掛かります。
エアコンの更新工事は、室内に設置する本体の交換、室外に置く室外機の交換、そしてそれらをつなぐ配管・電線・ドレンホースなどの交換と接続などを、一連の流れで専門の業者が作業いたします。
最初に、室内機より配管内部に残った冷却ガスを室外機に戻し、双方をつなぐ配管を丁寧に取り外し、古くなった天井カセット型エアコンを取り外します。
同時に、室外機も取り外します。
室外機には冷媒ガスが残った状態、冷媒ガスは大気中に流れ出てしまうと環境汚染につながるため、ポンプダウンといわれる回収作業が義務づけられています。室外機に表記のある重量まで冷却ガスを回収してから、専門業者が廃棄処理いたします。
室内機も取り付けられ、少しづつ、いつも見る「エアコン」らしい姿になっていきます。
同時に、室外機も設置。
室外機は重量があります。特に業務用エアコンの室外機は重く、設置の際には土台固定工事などもしっかりと行う必要があります。
今回は桜木町駅近く、アーバンエリアのビル作業。
ビルとビルの狭い狭い隙間ですが、固定作業は滞りなく確実に実施いたします。
配管を天井から壁を通し室内機と接続します。
取り付け時、エアコンの冷媒配管内には、空気や、湿気による多少の水分やゴミが付着しています。これを取り除かずにエアコンを稼働させると、内部が冷やされ、残存した水分が凍って故障につながってしまうことがあります。。そのため、配管内に残った空気や水分などを真空引きを行い取り除いてから、室外機内のガスを流します。
電源をONにして試運転を行い、正常な稼働を確認し、作業は終了となります。
何十年にもわたって快適な建物の環境を維持するためには、空調設備などを定期的に見直し、改修や更新を行う必要があります。
空調設備などの設備の問題を予防することは、建物を長持ちさせることにつながり、資産価値を保つことにも繋がります。
適切な時期に点検・改修・更新工事を行うことをおすすめいたします。
一般的には、更新・点検・メンテナンスなど個別業者で行うことが多いのですが、ニプラでは当社専属スタッフが効率よく対応をいたします。
結果的に、工数が少なくなり作業時間の短縮、ひいてはコストダウンが可能です。
更新のみならず、メンテナンス・点検・修理まで、トータルでお任せください。
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